• oPIzOM11月9日
    予言の島/澤村伊智
    ある著名な霊能者が残した予言を確かめる為に何も無い島に旅行に出かけた幼馴染の三人組が事件に巻き込まれる話。
    島民の恐れる怨霊の正体とか仙人みたいな風貌の人物は容易に察しがついたけど、友人の口調や言葉、周囲の主人公に対する態度、時々に表現される数字に違和感を覚えつつも最後まで割と騙されたまま読んだ。むしろ怨霊とか仙人の正体を分かりやすくして、それを隠れ蓑に違和感の正体を巧みに隠してたんだろうなと思う。なるほど、これは確かに初読はミステリで二度目はホラーだ。
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