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  • スレ主(1Wo10p)2024年11月12日
    哲学者ムイーミンは、主著「無意味の起源」において
    「漢字やヒエログリフなどの表意文字が用いられる書記体系においては、でたらめ(nonsense)な文は構成できても、これらの文字で書かれたいかなる文もーあるいは単語さえー無意味(meaningless)であることはできない。」と指摘し、表意文字の言語における無意味の不可能性を説いた。
  • スレ主(1Wo10p)2024年11月12日
    返信先: @自分 同時に「ランダムなアルファベットの文字列はそれが単語や音節になっていない限り無意味(meaningless)にとどまるのに対し、ランダムな漢字の羅列は何かしら意味の羅列となってしまい、めちゃくちゃ(disoriented)で無秩序(disordered)ではあってもカオスではありえず、”めちゃくちゃな内容”を示すのである。」として、無意味表現における表音文字の優位性の主張が展開された。これはのちに無意味の西洋中心主義であるとして批判を受けることとなる。
  • スレ主(1Wo10p)2024年11月12日
    返信先: @自分 彼は、めちゃくちゃな文がなんでも無批判に無意味であると言われた時代にあって、はじめて無意味に厳格な定義を設けた。彼の厳密無意味論のプログラムは近代無意味学の先駆であった。現代無意味学においては、定義を与えることそのものが意味能与に属するので、彼の構想した厳密無意味論はその徹底性ゆえに不徹底であったとするのが通説である。
  • 返信先: @1Wo10pさん すごすぎて笑ったw
    13:74にN棟の613号室であった、無意味論の講義ノートとして優秀ですねっ