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同時に「ランダムなアルファベットの文字列はそれが単語や音節になっていない限り無意味(meaningless)にとどまるのに対し、ランダムな漢字の羅列は何かしら意味の羅列となってしまい、めちゃくちゃ(disoriented)で無秩序(disordered)ではあってもカオスではありえず、”めちゃくちゃな内容”を示すのである。」として、無意味表現における表音文字の優位性の主張が展開された。これはのちに無意味の西洋中心主義であるとして批判を受けることとなる。 -
「漢字やヒエログリフなどの表意文字が用いられる書記体系においては、でたらめ(nonsense)な文は構成できても、これらの文字で書かれたいかなる文もーあるいは単語さえー無意味(meaningless)であることはできない。」と指摘し、表意文字の言語における無意味の不可能性を説いた。