• 7N0VcX9時間
    この間坂の上の雲第9回留学生(前編)見た。
    普通に物語を作ると、俳句の世界と軍隊の世界はおよそ交わるものではないんだけど、これまでの積み重ねできちんと2つがお話として絡み合っていくのが凄いし、それがとても面白い。激動の明治日本を自分事として捉えて生きる人達の燃えるような気持ちが伝わってくる。

    (ただ国家の危機を描くと、SNS上に右な人が反射的にワラワラ出てくるのがあれだけど…。司馬遼太郎も受け取られ方の難しさから生前映像化を渋っていたというし。)

    昔から、淳さんとのぼさんはお互い相手と自身を比べてモヤモヤしたり切磋琢磨する仲で、そこにはいつも相手への敬意があった。この関係がこの回でも描かれていて、自分も背筋が伸びるような気がした。
    いよいよ子規の顔に真剣味が宿り、研ぎ澄まされつつあるのを感じた。
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  • スレ主(7N0VcX)9時間
    子規はまぁ戦闘の悲惨さは知らないから、武勇伝を聞かせてくれと無邪気に真之にせがむんだけど、そこで言葉を濁したり話題を変えてかわしたりせず、きちんと身に起こった事を真之が伝えるという行動が印象的だった。辛いけれど向き合うと決めたのだと感じられた。もしかしたら、(個人の妄想だけど)子規には余計な隠し立ては要らないという信頼があったかもしれないし、当時の世間が近代戦争の悲惨さを知らずに騒いでたのを踏まえて、きちんと正確な事実を伝えようという気持ちもあったのかな、などと考えた。

    とこれだけ重いエピソードがあって、広瀬のグラビア撮影と餅食い競争(※真似しないで下さい)が同じ回に存在できたのは奇跡かもしれない。