• ehcyhh11月16日
    八歳の頃から大好きだった「オペラ座の怪人」、そして十五歳から憧れた「ラトラヴィアータ(椿姫)」、三十歳で見た初めてのバレエで惹かれた「白鳥の湖」。
    二十二歳のときにフランスで現地を見た。当時の私にはチケットは高くて買えなくて、観光しただけ。
    二十八歳の時、日本の劇団四季のオペラ座の怪人をみた。
    三十歳のときに三度目のパリ。当時も買うのをためらったチケットだったが、夫が「みたいんでしょう?ここでみた舞台は、チケット代以上の価値を君に与えてくれるよ」とチケットを買ってくれて、日程も調整してくれた。そのときに買ったのが「白鳥の湖」。
    そして三十三歳のとき、ウィーンのオペラ座の外の席で冬の寒さの中、「ラトラヴィアータ」を三時間かけてみた。チケットは売り切れだった…

    次の夢は、四度めのパリで、オペラ座の怪人か、ラトラヴィアータをみること。
    時間をかけて少しずつ叶えていく夢もあること、それの尊さを、そして金銭以上の価値を、私は知っているのだ。
返信の条件を満たしていません。[条件を詳しく見る]