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なるほどでごさる。しかし恥ずかしながら拙者、戦場に出たことはもちろん真剣の立ち合いすらしたことのないナマクラ侍ゆえ、刀傷など思い浮かべただけで気が遠くなるでござるよ。
それにしても箪笥の角に足指をぶつけた痛みは凄まじいことであるな。何故ゆえそんなにぴんぽいんとにぶつけられるのか逆に不思議なほどでござる。 -
箪笥の角に小指をぶつけしとき、机に肘をぶつけしとき、
「この痛みなど刀で斬られ槍で貫かれるに比べたら無痛も良いとこじゃ！」
と考えるやうにすると安易に乗り越えられるようになったでござる！