• QZFF2g11月20日
    愛の挽歌


    あなたはどれほどに私が憎かったのか
    神々しく光を放つステンドグラスの中で
    ガーベラのようなあなたは愛おしそうに微笑む
    最後に見たのはいつの日か

    あなたの手から零れる薔薇の花弁
    ルビーのように鮮やかな暗赤色を
    私には救う事ができなかった
    あなたの心が霞掛かったのはいつの日か

    空間の芸術 音楽に身を潜めて
    遂にはあなたが見えなくなった
    あなたが離れたのはいつの日か
    私にはずっと何も分かっていなかった

    最後まで心が逢うことはないけど
    私はあなたが恋しい
    拝啓愛するあなた
    さようなら どうかこの挽歌が届きますように
    あなたが前に進めますように
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