• 何話か前の実資と道長の議論シーン、実資の主張が「民のための政とは何か?」という具体的ゴールに対する問いから「いざという時のために判断基準を明確にすべき」という方法論に変な感じにシフトして意味不明だった件について、脚本家のブログによると、チーフ監督と脚本家がわざとそうしたらしい。

    曰く、この回の台本打ち合わせでチーフ監督の中島氏から「実資が正論ばかりじゃつまらない、胡散臭さが欲しい。最後はちょっと意味不明な事を言って去ってほしい」という要望があってそれに応じたそうな。

    自分はてっきりこのシーンに、政治家同士のぶつかり合い・道長のポリシーに対する揺さぶり、という意味があるんだと思ってた。そこに正論以外の要素として清濁併せ呑むような苦い主張が展開される訳ではなく、あんなチャチな「胡散臭さ」を混入させて、盛り上がると思ったんだろうか。
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  • スレ主(MgJIse)2024年11月30日
    もしかしてこの制作陣、基本的に平安時代の政はシケた足の引っ張り合いとはぐらかしだけで構成されてると認識してるんじゃないのかな。その背後にある荘園制とか律令制の崩壊とかそういうのは完全に無視して。なんかずっとそんな気はしていたけど。権謀術数が聞いてあきれるわ。
  • スレ主(MgJIse)2024年11月30日
    返信先: @HQ9UOTさん ほんとその通りですね。珍しい時代だしその辺りは授業でもモヤッとしてるから見始めましたが、歴史ドラマではなかったです……。それどころか、おっしゃる通りストーリーの破綻があまりにも序盤から頻発していて、この制作統括はあかん……と痛感しました。