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なのでなんか、久々に「序盤で恋愛にあんまり興味なかったけど、結果的に好きになった人と恋愛関係になる」展開でがっかりしなかった
むしろすんなり「二人は良い関係を築けるんだろうな」と腑に落ちた感覚があった
そして最近個人的に「世の中的にまともなセイ教育をちゃんとやるシステムが必要だろうけど、自分もそもそもセイ嫌悪が強いしウッてなるんだよなあ……」と思っていたところにこれを読んだので、何となくそういう靄が晴れた気がした
自分のセイ嫌悪に関しては、いわゆるエ◯とされている物事(ニヤニヤしながら語られることが多いもの)に対しての凄まじい嫌悪で、淡々と体の仕組みについて学ぶ分には比較的「ふーんそうなんだ」となる感覚があるなとか、そういう振り返りにもなった
読んでよかった -
こちらはどちらかと言えばセイ教育(他人を思いやるという、いわゆる人権教育的なことを含め)をメインとした漫画なのでAセクやAロマに向けた話ではないんだけど、作中で「恋愛自体しない人もいる」ことに言及されている
しかも!恋愛を扱った話なんだが珍しいことに「好きという感情が一方的であること」についてもきっちり美化されずに触れている 他恋愛やセイがもたらす負の面にも触れている
まあ主人公は一つ上の男性の先輩とも付き合うんだけど、その時の告白の言葉が「自分は恋愛対象として先輩のことが好きだけど、自分は先輩の恋愛対象に入るか」「自分とどんな関係でいるといいのか教えて欲しい」と、全然自分の気持ちを押し付けるようなことをしないんだ
あと恋愛をしないことで何となく置いて行かれて焦る気持ちがある描写もあるけど、それも「恋愛してみたいかは自分がちゃんとしてみたいかを確認してからやるのをお勧め」という台詞がある