• leRvNr1月19日
    「護られなかった者たちへ」中山七里

    仙台出身の自分にはかなり抉られる内容だった。でも、被災地への深い祈りと、敬虔な気持ちを感じた。構成も緻密で読み応えがある。最後のセーフティネットである生活保護、その網目さえ零れ落ちた存在たちのこと、制度運用の現場と現実。同じ登場人物が出てくる「境界線」もかなり重かったが読めて良かった。
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