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序盤の民衆から、一つ悩みが解決しただけでお祭り騒ぎとか、めでたいな。お前らもっと悩むことないんか？って白けていた。
そういうレベルのファンタジーですよってレベルを合わせるべきだったんだろう。 -
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邪悪がわかりやすく邪悪にされていて薄っぺらいとも。
邪悪とされる側も主人公たちに寄り添いたいが、しかし対立するしかないような、厚みが欲しかったのに単純化して描かれている気がしたのも合わなかった。 -
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社会構造の問題に言及したいなら、もうちょっと悪とされているものの、複雑性や善悪両方を併せ持つ部分を描いてほしい。例えば、学問の軽視は醜い！ってメッセージとかも浅い。学問偏重より実感を大切にする思想だって一理はある。のに分かりやすく醜さだけを切り出している。ハリボテの悪。
オズとエルファバの対立は分かるけど、オズが援護のしようもない悪ムーブするのが、作劇都合としか感じない。
美しい友情で結ばれた二人が、思い合いながら分たれるのも、そこだけ切り出せば胸打たれて熱いが、そうなったことへの納得感がない。歌から逆算して関係性を補完しているだけ。
話の随所にある一元的で軽薄な思想が耐えられない。 -
しかしミュージカルとはいえ、展開がご都合主義過ぎて、合わなかった。ボカロみたいに曲ごとにMVで公表していたなら、絶賛できたと思う。