• oJSVyA4月2日
    私が、古い木造の倉庫内を整理していたら、床が沈み、外からのアングルに切り替わって倉庫が崩壊した。その跡地にはプレハブが建って、中学生くらいの息子の子供部屋になった。真新しい畳と襖。その中に、崩壊した時の瓦礫の中から掘り出したガラクタがあって埃や砂で汚れてた。「こんなガラクタいつまで持ってるの、捨てなよ」と私が言ったのと同時に息子の声が重なり「…って、母ちゃんに笑われちゃうよ?」と。夫は、「そうかもなぁ」って言って、悲しそうに笑った。私はその時に自分が幽霊になったんだと分かって、悲しくて悲しくて、どうして、どうしよう、どうやったら家族に愛してるを伝えられるだろう、伝えたいのに、幽霊になってしまって、苦しくて悲しくて、泣きながら起きた。(※現実は夫は居るけど子供はいない夫婦です)