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ゴリゴリに使い込まれたブラウンのTNPを手に「『これ』は手帳の形をしたロマンだ」と宣言する姿はもはや美しかった。
確かにトラベラーズノートに心が惹かれている時点で「かっこいい、ロマンがある、あれを手に持ってみたい」と思っているのだよな…と。人によってはあのシステムが便利だったりもするのだろうから、ルックスが全てではないんだけども。
そうやっていろんな「欲しい理由、使いやすそうな理由」を考えてみたりしてるけど、結局あのかっこいいノートに書き込む自分を想像してグフグフしてることが一番多い気がするし。
逆に「そうか、それだけの理由で持ってもいい手帳なのか」と思えるとすごく気が楽になった。買いに行こう。 -
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妹はこれまで周囲の人10人くらいにトラベラーズノートを布教することに成功してる。しかも別に文具好きでもなかった人にも。結構いい値段するのに優秀なボランティア営業さんだなと思ってたんだけど、あれだけ熱がこもってエッジの効いたプレゼンされたらそりゃ欲しくもなるわな。
個人的には「用途は後からついてくる」「ロマン代としては破格」が天才的なキャッチフレーズだった。
手帳ってちゃんと使えないと罪悪感があったから用途を決めてからじゃないと買えなかったんだけど…「かっこいいから使いたい！」なら確かになんとかして使おうとするよなぁ。 -
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妹さんのプレゼン受けてみたい… -
「かっこいいな、気になるなと思ったらそれが買い時。使い心地を検索するようになっているのならすでに欲しいのだから心に従え」
「別にものすごく便利とかめちゃくちゃ使い勝手がいいという種類の手帳ではない。機能性の高い手帳が欲しいならそっちに特化した手帳を探した方が早い。シンプルにかっこいいから欲しい、買ったから使いたい、どう使おうかを考える。これを使っている自分が好き。これはそういうものだ。用途は後からついてくる。だから気になったらそれが買い時」
「使ってみて、使い方を模索しているのであれば、それは使いたいということなので素養アリ。パスポートサイズや限定版が気になるならとりあえず買っておけ。どうせどうにか使おうとするだろう」
など。
便利だよ！とか使いやすいよ！ではなくて「かっこいいよ！満足度高いよ！」だから信頼できるw