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物語書いったー
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WZ5bZQ
5月7日
返信先:
@自分
佐々木は額に当て、ピピッと音が響く。
「35.5度!」
皆が安堵の息を吐く。だが、係長の目が光る。
「ってことは仮病じゃないか!」
「いや、朝はちょっと熱っぽかったんですよ〜」
佐々木の言い訳に、中村の説教が始まる。
「お前、毎度毎度…!」
説教が長くなりそうなので、林はこっそり警察に通報した。
強盗は病院に駆け込み、コロナの検査を受けた。結果は陰性。不貞腐れて病院を出たところで、待ち構えていた警察に逮捕された。
事件後も佐々木の遅刻癖は直らない。翌朝も9時15分に現れ「じーさんが道に迷ってて、送ってったんですよ」と笑う。中村は「クビだ!」と怒鳴るが、何故か解雇には至らない。行員たちは呆れつつ、どこかで思う。あの日の佐々木のくしゃみが、皆を救ったのだ。
波風銀行のロビーでは、今日も時計の針が静かに時を刻む。佐々木の笑顔と中村の怒鳴り声が風に混じる。
返信の受付は終了いたしました。
「35.5度!」
皆が安堵の息を吐く。だが、係長の目が光る。
「ってことは仮病じゃないか!」
「いや、朝はちょっと熱っぽかったんですよ〜」
佐々木の言い訳に、中村の説教が始まる。
「お前、毎度毎度…!」
説教が長くなりそうなので、林はこっそり警察に通報した。
強盗は病院に駆け込み、コロナの検査を受けた。結果は陰性。不貞腐れて病院を出たところで、待ち構えていた警察に逮捕された。
事件後も佐々木の遅刻癖は直らない。翌朝も9時15分に現れ「じーさんが道に迷ってて、送ってったんですよ」と笑う。中村は「クビだ!」と怒鳴るが、何故か解雇には至らない。行員たちは呆れつつ、どこかで思う。あの日の佐々木のくしゃみが、皆を救ったのだ。
波風銀行のロビーでは、今日も時計の針が静かに時を刻む。佐々木の笑顔と中村の怒鳴り声が風に混じる。