• shTH1K6月1日
    返信先: @iyxTrKさん 些細な部分がネックとなって深く悩むとか、書けなくて迷うというのは、物語にとって必要だから生じるので、それがないまま書き進められる作品というのは、ある意味で「必要をそぎ落とした」状態かもしれません。

    作品の傾向の違いではあるので良い悪いの話ではないのですが、物語の目的やテーマと向き合う要素が強い作品の場合、必要が生まれます。物語の命題のようなものです。
    難解で自分の中でも答えが出にくく、ストーリーに落とし込むのは容易ではありません。けれども、そうしなければ物語が成り立たない。

    数学の公式を知っていても、問題が解けないのと同じで、プロットのなかに答えはでていても、それに導く計算式が分からないのと同じです。

    そういうタイプの小説は、世間一般に推奨される「沢山書くために悩まないようにする」と言った字書き向きのセオリーが通用しないものです。
    むしろ悩まないと書けない作品なのです。

    たまたま今回はそういった種類の作品だった。競争ではなく、時間をかけてもいいから絶対解かなきゃいけない問題だった。そんな違いだと割り切って試せる方法は全部取り組んで向き合っていくしかないのだろうなあって気がします。
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  • スレ主(iyxTrK)6月1日
    返信先: @shTH1Kさん 丁寧に言語化してくださってありがとうございます
    「悩まないと書けない作品」「時間をかけてもいいから絶対解かなきゃいけない問題だった」という言葉に、はっとさせられました
    書き直すたび、時間ばかり無駄にして何も進んでない気がしてずっと焦ってました。自分に嫌気がさしそうになった時、あなたの言葉を思い出したいと思います
    コメントをいただけて本当によかったです。ありがとうございました