• SCrSC/6月10日
    時々「被害は被害者だけでなく、被害者の周りの人まで傷つける」という表現で、被害の深刻さについて語る人がいるように思う
    確かに被害で傷つくのは被害者だけじゃない、被害者の周りの人も傷ついて、人生に亀裂が入るような思いをするだろうことは事実ではあると思う 周囲の人にもケアが必要なことも本当
    でもこの表現は裏を返せば「被害者1人だけが傷つくことは、たくさんの人が傷つくことより程度が軽い」と言ってるのと同じじゃないだろうか?と感じる 
    これの何が問題かといえば、被害者が「自分1人だけ我慢しておけば周りの人を悲しませずに済む」と1人で抱え込みやすくなり、心をさらに抑圧してしまうこと 場合によっては助けを求められないので、被害が深刻化してしまうことだって考えられる
    尊厳を傷つけられるのが1人だろうと大人数だろうとそれは酷いことに変わりはない 数の大小に関係なく人の尊厳は傷つけられるべきではない、という意識が必要ではないか?そう思う
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