闘争の国 さげ








通過しました。
結論から言うと、私は人にこのシナリオを勧めはしない。

・世界観
世界観の作り込みは凄かった。ちゃんと考えられていて、それがシナリオにも組み込まれているなと思った。シナリオ舞台の歴史も矛盾なく作られているように感じたし、そこに違和感を持たずに済んだ。シナリオ内の舞台で暮らす人々も極端な善悪に振り切ることなく、生きている、という感覚を持つことが出来た。

・言語解読
絶賛される理由が分からない。自分が言語解読ゲーをたくさんやってきたからかもしれないけど、この難易度、材料、設定がそこまで評価されるものとは思えない。CoCというジャンルの中では珍しいから評価されたのかなって感じ。KP裁量かもしれないけど、長時間かけて謎解きした後にほとんど答えみたいな情報出されるのもなんとも言えない気持ちになった。こういう形で足並みを揃えさせてシナリオを進めるなら、もう少しやり方があっただろうと思う。