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  • スレ主(niCRwE)8月2日
    黒川の女たち
    満州に渡った黒川開拓団は、日本敗戦の折に集団自決か否かを迫られる状態になった
    追い詰められた彼らはソ連軍将校へ助けを求めたが、その代償として18歳以上の未婚の女性を差し出した というドキュメンタリー
    どういう時代や政治的背景があってこうなったかの説明も序盤にあり、当事者の方の証言(セイ暴力を振るわれた時の状況や、帰国してからの「汚れた」という誹謗中傷があったことなど)や、彼女たちの周囲の方の言葉が語られている
    いかにセイ暴力というものが凄惨か、そんなものを生み出してしまう状況も残酷かがありありと伝わってくる映画だった 
    だからこそキャッチコピーの「なかったことに、しないために。」が重く、長年「なかったことにされてきた」被害を語った方々の決意が胸に深く突き刺さった
    「この映画を見ただけで終わりにしてはいけない、自分ももっと歴史やセイ暴力について学ばなければいけない」と強く感じた
  • スレ主(niCRwE)8月2日
    返信先: @自分 実は映画観にこの作品を観に行って、二つ驚いたことがある
    観に来ていた人達が自分よりもずっと年配の方が多かったこと
    更に鑑賞中、作中で語られる事象のあまりの凄惨さに、男性の声でぽつりと「ひどい」という言葉が聞こえてきたこと
    今までずっと「被害にあった方が悪い」と責める声を聞くことが圧倒的に多くて、更に年配層からは「女性なのだからそういう目にあっても仕方ない」という言葉を聞くことが多かった
    だから正直すごく驚いたんだけど、同時に「世代が違っても、責める人ばかりじゃないんだ」と少し希望を持てた
    諦めずに生きていきたいとも思った