正解するカド

本格派SFだと思って見ていたらいきなり陳腐な恋愛至上主義ぶち込まれて本気で萎えた。
これを批判すると腐女子だから展開が気に入らなかっただけだろと言われがちだけど、こっちは未知の存在と関わり合っていく人間達を見てワクワクしてたのに突然「やっぱり人間にそういう技術はいらないでーす！」とか言い始めて主人公と女のラブラブシーンを見せつけられることになるとは思わないじゃん。そういうのはその辺にたくさんあるのでいらなかったです。
あと途中ザシュニナに二人で作った赤ん坊見せつけるのも普通に性格悪すぎる。
それと個人的に主人公の後輩の男の子にその赤ん坊を別空間で育てさせて、彼だけ20年近く歳を取らされたのは本当に許せない。女もザシュニナと同じ存在だったならその辺どうにかできなかったの？ とどうしても思ってしまう。
この作品が伝えたかったことは恋愛(笑)の為ならどこまでも周りを犠牲にしていいってことなのかな……と思うレベル