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カルト団体から脱走して自由を求めていた主人公の「誰かに世話をしてほしい、しぬまで一生、1人では生きられない」というクライマックスの独白が怖かった。
カルト団体に洗脳されているからではなくて、強い孤独と不安がこの考えに至るのだと思うから。 -
Youtubeで期間限定無料公開。
1960年代チリに設立された「コロニア・ディグニダ」を題材にしたストップモーションアニメ。カルト団体がプロパガンダとして製作したという演出の作品なので、一般的なハッピーエンドにはならない。
Youtubeのサムネや公式の画像が怖くて小さい画面で観ていたが、動いてる絵は意外と怖くなかった。イヤホンだと囁くような音声が怖すぎてスピーカーにした。びっくりホラーではなく、胸が悪くなるような内容。
序盤は映像をそのまま受け取ると少しわかりづらいが、題材を踏まえて観ると展開が飲み込みやすかった。
しんどい内容で繰り返しの視聴は遠慮したいが、絵と立体を組み合わせた映像は面白かったので、メイキングがあったら見てみたい。