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  • スレ主(uFTDfo)10月16日
    不幸な事故で私は長い眠りについていたらしい。奇跡的に目覚めたが、保存状態が悪くて内蔵が萎縮してしまった。そのため全て摘出しなければならないという。
    私は失意のまま手術台に寝そべる。しかし拘束されたところで急に怖くなり、待ってと必死に声を上げた。看護師の方が止めてくれて、親に会わせてくれることになる。だけど親も医師もずっと話し合いを重ねてきたので、私の手術に関しては既に決心がついているようだ。親と私、看護師も交えて食事会をしたが、みんな楽しそうに私が居なくなった後の話をしている。
    どうして私は死ななければならない? こうして普通に食事をして、普通に歩けている。来月には観たい映画だってあるのに、諦めなければならないのか。
    私みたいな状態から回復した例もあるらしい。なのに誰も頑張ろうとは言ってくれない。私の生きたいという意思に反して、窓に映った私の肌はイ体のような土気色をしていた。食事会が終わり、再び手術台の前に立ったところで目が覚めた。