• MPCZzc11月13日
    大人になってからモモ(ミヒャエル・エンデ作)を読んだんだけど、冒頭で観劇を楽しむ民衆がいた話があるのよ
    でそこで「舞台のうえで演じられる悲痛なできごとや、こっけいな事件に聞きいっていると、ふしぎなことに、ただの芝居にすぎない舞台上の人生のほうが、じぶんたちの日常の生活よりも真実にちかいのではないかと思えてくるのです」「みんなは、このもうひとつの現実に耳をかたむけることを、こよなく愛していました」っていう文章があるんだけど、打ちのめされたよね……そう、昔創作物を読むことはもう一つの現実に耳を傾けることだったし、自分はそれを愛していたんだよなあって 色々と長年好きだったジャンルで失望することが多くて忘れてたけど
    オタクほぼ引退に等しいけど、またいつか心から創作物に対して「こよなく愛している」と言える日がくるだろうか
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