• HLN5hC11月28日
    スパイ防止法に慎重、または反対している人間を「国旗を毀損したがる層」と結びつける時点で論点が完全にずれている。
    そもそも、現代の日本で国旗を毀損して政治的主張をする人間なんてほとんど存在しないし、反対派が主張している論点はそこではない。

    問題なのは「政府に強い権限を与えたときに恣意的に運用される危険性」と「その運用主体を信頼できるかどうか」という点。
    政府への信頼度の違いが議論を噛み合わせにくくしているだけで、国旗への態度は全く関係がない。

    「国旗を毀損するような気質の人間は危険だからマークすべき」という話を持ち出すのは、反対派の主張そのものから目を逸らし、勝手に過激なイメージを付けて議論を矮小化しているだけ。反対派は国旗を毀損したがっているわけでも、暴力的手段を肯定しているわけでもない。単に、権力行使への信頼と透明性の問題を指摘しているだけと思う。そもそも現段階で 「何がスパイ行為に該当するか」の範囲が曖昧で周知されてなさすぎる。