母の時代はお見合い結婚が普通っぽくて、しかも母の場合経済的に苦しかったから結婚してから自身の栄養状態が良くなったらしい。貧困に喘いだ末の苦肉の策の結果、父と父方親族に搾取される道を歩まざるを得なかったように思える。
今は結婚するかしないかどころか人と付き合うかどうかまで個人の自由だし、頑張れば普通に一人で生きていける世の中になってるから良いことだと思う。昔みたいに「女はお見合いしてでも家庭に入れ。子供を産め」って社会に自分が生まれてたらと思うとゾッとする。
ただ未だに「結婚して子供産むのがちゃんとした大人。そうじゃない人は未熟でおかしい人。これに反論するのは負け惜しみの戯れ言」って価値観が根底にあるのは残念で仕方がない。人種やジェンダーの多様性は認めていく流れにあるくせに、結婚しない人・子供産まない人の自由意思に関してはねじ曲げて解釈されてあまり認められてないよね。もう少し時代が進めば良くなるのかな。