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小説書いったー
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bKMPBQ
2023年1月7日
鼻の奥がツンと痛む。雪があっという間に降り積もった、色がないようなこの場所で、私はというとただ突っ立っていた。
「おーい、そっちもう汚染されてるよー」
「うん、でももうちょっと」
「そ?」
遠くから声をかけてきてくれたのはクラスメイトで、生き残ってしまった子。かくいう私も生き残りだけれども。
私たちのこの世界は、突如現れたイキモノによって変になってしまった。ネットでも見たことない不思議な機械で、道とか家とか消えちゃったし、逃げてる最中に、知らないお姉さんが私を庇って溶けちゃったのを今でも忘れない。
世界は。この世界は、どうなるんだろう。
あのイキモノに勝つ方法なんてないだろうし、怯えて生きてくのも怖い。どうして生き延びちゃったんだろう。あ、でも。
「おなか、すいたな」
「へい、ポテチあるよ。一緒に食べよ」
「……いいの」
「もち」
「ちょっと湿気ってる」
「んじゃ湿気ってないポテチさがそ」
そうやって、差し出された手をとった。
返信の受付は終了いたしました。
「おーい、そっちもう汚染されてるよー」
「うん、でももうちょっと」
「そ?」
遠くから声をかけてきてくれたのはクラスメイトで、生き残ってしまった子。かくいう私も生き残りだけれども。
私たちのこの世界は、突如現れたイキモノによって変になってしまった。ネットでも見たことない不思議な機械で、道とか家とか消えちゃったし、逃げてる最中に、知らないお姉さんが私を庇って溶けちゃったのを今でも忘れない。
世界は。この世界は、どうなるんだろう。
あのイキモノに勝つ方法なんてないだろうし、怯えて生きてくのも怖い。どうして生き延びちゃったんだろう。あ、でも。
「おなか、すいたな」
「へい、ポテチあるよ。一緒に食べよ」
「……いいの」
「もち」
「ちょっと湿気ってる」
「んじゃ湿気ってないポテチさがそ」
そうやって、差し出された手をとった。