どんな酷い目に遭わされても笑顔で許すのを美談として描く展開。有名な「良かった、病気の子供はいなかったんだ」は被害者側に余裕があるからまだマシ（これも偽善っぽくて好きじゃない）だけど、虐待されてる子供や家に従うしかなかった時代の女性等の立場的に弱い人を「どんなに傷付けられても笑顔で許す聖人」的に仕立て上げる話だとサンドバッグ求めすぎだろって思う。親に暴力振るわれてもパパママ大好きだなんて良い子！感動した！浮気上等酒浸りの旦那を不器用な人だから…ニッコリで支えるなんて良い女！泣いた！って感想に共感できない。都合いいキャラすぎてもはや不気味に感じる。