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夜間の目撃例が多いのは、やはり暗闇に感じる原始的な恐怖に通じているのかな…と思います。柳女という妖怪も「暗闇で揺らめく柳を手招きしている"何か"と勘違いしたからでは?」と言われていますし、電気のない時代は本当に鼻の先しか見えないような暗闇に包まれていたんだと思います。近代的な都市伝説の口裂け女も下校時の夕暮れ時に現れますからね〜。夕暮れ時も昔は顔もはっきり見えないような環境だったため「誰ぞ彼」の声かけで余所者を見分けていたと言いますし、この辺も日本の歴史的なものなのかも?
幽霊の色について…ですが、くっきりカラーでよく見える!しかも超怖い!と評判な、黒澤明監督の「降霊」という映画を観るに、色付き(というか現代的な服装)の幽霊は、ファッションの変遷が大きく関わってそう…。昔は着物、かつ庶民が着るものだとそこまでギラギラした刺繍やド派手な色柄物は浸透していなかったでしょうし、あとは幽霊→死者→死装束とイメージが定着したのかな?とか…。 -
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絵師様の力ってすごいんですね。または、その時代に幽霊界で異変があったかですよね。 -
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また、これは近代的な解釈になるのかもしれませんが、霊の悪さレベルは色でわかるという話もあるみたいです。害をなすものは黒や赤色なことが多いとか…。赤いオーブはヤバいとアンビリバボーの心霊写真コーナーでよく聞いた思い出があります…。
ちなみに、黒澤明…ではなく、黒沢 清監督の降霊ですが、ちらちら目に入る、気がついたらそこにいる、ずっといる、ついてくる…とものすご〜くじっとりした嫌な恐怖を感じさせてくれる名作なので、国内ホラー映画はあんまり観たことない…という方は是非ご覧ください!
話は変わりますが、海外はゾンビものが強い!というのは、土葬文化から来ているとよく言われていますね。日本も昔は樽に座らせて土葬していたとか、埋葬とはちょっと違いますが即身仏の歴史もあるけど、ゾンビの描かれた巻物とか出てこないあたりなんとなく国民性を感じます(?) -
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当時の絵師の影響力は大きかったと聞きますね。美人画や風景画も西洋に輸出されてジャポニズムというジャンルになるほどでしたし、現代では想像もつかないようなパワーがあったのかと思うと、当時にタイムスリップしてみたくなります。
幽霊界の異変!もしかして
妖怪A「夜道でおぎやーって泣いても誰も背負ってくれなくなった…」
妖怪B「今の流行りは暗闇でゆらゆらするやつだぞ。この絵の真似してちょっと足だけ半透明になってみろ」
なんて噂が飛び交っていたとか…(?)
一世紀後の日本でも幽霊に足がないままなのか、それとも最先端のAIが別の幽霊像を描いて定着させるのか…気になっちゃいますねー。 -
また、反魂香という「焚けば煙の中に亡くなった人の姿が浮かぶ」という伝説の香があり、足元が煙でぼんやりしている様を描いたという説もあるようですね。
…マジレス気味な説だと「途中で墨が切れて足まで描けなかった」という話もあり、もし足までガッツリ描かれていたら幽霊の姿も違ったものになっていたのかも?
(イメージバンクについて投稿してくださったID:T5ImDoさん、ありがとうございます!)