• プラトン「国家」下巻を読みはじめた。
    久しぶりに読んだプラトンの描くソクラテスは、あまりにも理想が高すぎて少しいらっとした。弱い者や、強くても境遇に恵まれなかった者を盲目だと切り捨てるから。でも史実として伝わるソクラテスが大酒飲みであったり、高慢なメノン的青少年を愛情深くもてなしたと考えれば、きっとソクラテスは惨めな者をも愛したのだろうなと思う。
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