• T・キングフィッシャー『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』読みました。
    14歳の少女が主人公。
    魔法が使えるけど、その魔法はパンに関してだけというパン屋の女の子が街を救うお話。
    本国では児童書として出版されているよう(アメリカの児童書やティーン向け小説、日本では大人向けとしてよく出版されてるんだよね)。
    途中だれちゃったので放置していたのを再開したんだけど、後半の方が面白かった。
    この世界の大人がわりと頼りなくて、でもそれが大人の読者的には現実味があった。
    14歳の主人公が怒るのはもっともなんだけど、「でも大人って意外とそんなもんなんだよ…」って思ってしまい、どちらかというと大人側に立って「ごめん、ごめんよ…」って気持ちになった。
    あと、ジンジャーブレッド人形が頼りになってかわいいし、ブルーベリーマフィンが食べたくなる。
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