• 顔が青ざめていく高田。
    ビーナスに助けてもらってばかりで、守ってもらってばかりで、頼ってばかりで。なのに、自分は彼の事を守れていない。
    ビーナスは「逃げて…高田…。このまま、進んでよ…」と蚊の鳴くような声で言った。