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スコットランドヤード宛に手間賃は必要経費で請求したが、無視された。ホームズは卑しいやつは金も酒にもだらしない、養育費も払わず次々に恋愛するだらしないタイプだと笑い飛ばした。レストレードが公務員では世も末だと僕が嘆いていたら、真顔で諭された。
「いいかい、ワトソン。国家はね、『困った人』を助けているんだ。他人を犠牲にしていることに気が付かないのは、困った人だろう？だから、我々庶民と壁を隔てた交流する仕事につくのさ。最も、気がつけば真なる公務員になるだろう。兄さん、マイクロフトのように素晴らしい人にね。」
レストレードがホームズが語る「真の」までどのくらい時間が必要になるか不明だ。僕はロンドン・タイムズに連絡をした。今後は彼の謎解きは市民も知ることになるだろう。もちろん、執筆代はいただく。
ワトソン -
ワトソン