• 君に初めて会った時、俺が君に抱いたのは「うるさいやつだな」だった。
    最初はただ、「利用できればそれでいい」と思っていたんだけど。

    ……まさか、そんな君を好きになるなんてな?

    俺の隣で眠る君が愛おしい。
    その髪を、ほおを撫でたくなる。
    ずっと寝顔を見ていたいけれど、早く目を覚まして、いつものぼんやり顔で「おはよう」って俺を見てほしい。

    ……いつからだろうな?
    その瞳が、何よりも綺麗で、俺を魅了して離さないってことに気づいたのは。

    愛してる。
    可愛い可愛い、俺の奥さん。