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動揺してるせいか文章にまとまりないですね。乱文失礼しました。 -
作者の“新境地”と謳うだけあって頁を捲る手が止まらないくらい引き込まれた。
でも毒親が毒すぎて胸が痛くて痛くて…頁を捲るのを止めたくなったし、「子供は親の保護を頼りにしてる“か弱い存在”」なのだと、改めて痛感して苦しかった。
本書を読んで「誰かに救いを求めること」を諦めてはいけないのだと私は思いました。
ただ子供にはその発想が中々持てないのも現実で、自分の家庭がおかしいと知られたくない…等、様々な心境が邪魔をします。難しい問題ですね。
読んでて苦しかったけど、汐見夏衛さんの作品なら、どんなに暗くても最後には必ず救いがあると思ってたので、その救いを信じて最後まで読めました。
救いが夢物語ではなく、現実的な解決法だったのがとても良かったです。
どうかこの先、主人公二人がこれまで苦労した分沢山人の温かさに触れられますように。幸せになりますように。