OK
  • 力強くさびしさがあるバイオリンの音、ホームズが弾いている。声をかけるのを控えて、ソファへ。テーブルにはティーカップ、ポッドに銀の砂糖入れが光ってる。金おや?カップがきれいなままだ。ポッドは、空でこちらも使用していない。
    気を取り戻すために、無造作に置かれたロンドン・タイムズを読もうと取り上げると下からチョコレートの箱がみえた。金の縁どりをした漆黒の小さな箱にDEMELの文字が目に入る。めったに目にかかれないチョコレートだ。早速、1ついただきま、空だ。
    大きくため息をつくとホームズが期待した目でニコニコしている。
    呆れて下に行き、ハドソン夫人にコーヒーを入れてもらい部屋に運んだ。
    ホームズ、ドイツに行きたいなら話してくれよ。
    ワトソン
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  • スレ主(sHcB7C)2023年5月15日
    「ハッハー、君には難解すぎたかな。」
    得意満面なホームズ。白々しく、
    「いったいどうなっているんだ。」
    とぼけた応対をするのは、慣れてきた。
    ヒントをチラつかせながら散々こねくり回して、僕にいわせたいのだろう。
    「共通点?ドイツか!」
    ワトソン
  • スレ主(sHcB7C)2023年5月15日
    返信先: @自分 甘い紅茶、クセのない品の良いチョコレート、美しい音楽、人々の笑い声が鬱蒼とした気温を晴れやかにする国か。エイディブルフラワーを好む英国人にも和む、特にホームズはピッタリだろう。
    ホームズの分までコーヒーを飲む。角砂糖は緊急用に常備しているんだよ。僕は医師だからね。
    ワトソン 
    ※花を召し上がるときは、食用と観賞用及び作用に(疾患がある人は特に)注意してください。