• 【小説リレー】
    見知らぬ部屋で目を覚ます。辺りは無機質なコンクリート張りの壁、天井。
    記憶を探っていると、耳元で低く囁く声が響いた。
    「ようこそオキャクサン」
    声のほうを見ると、全身黒ずくめに赤い瞳を持つ少年がいた。
    「僕はここの主(アルジ)。君は選ばれしオキャクサン。さぁさぁ、ショーの始まりだぁ!」
    少年はやけにハイテンションに言った。
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