• 「助けて…!」
    声の主はあの羽の生えた人と確信したシオンは、力を振り絞って叫ぶ。
    「シオンのしようとしてる事、毎回叶えてきた。でも、これは駄目だ…!屋敷に戻ろう」
    ぬっとゼノの手がシオンの腕を掴もうとする。