• 「つくづく思うよ、諦めの悪い兄ちゃんだなって」とベリタル。
    (わたしが、大人しく…爺やたちの言う事を聞けばいいのかな…。あの屋敷は、縛られたような生活で嫌だけど、これ以上ベリタルとエリザに迷惑かけたくない)
    シオンは指輪を見てから、強く頷く。
    「わたしが戻れば、ベリタル達には手を出さない?」