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水魔女ぐちったー
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sbeFXr2023年7月9日商業媒体で百合を描くことについて -
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水星の魔女では男女、男男、女女のCPがそれぞれ示唆され描かれてきたが、やっぱり女女の百合だけで作品を作った方が良かったのではないか?
そうでないならせめてスレッタ、ミオリネ、ラウダの相手の性別属性は一致させるか、本人がバイである描写を明確に入れた方がまだ一貫した作劇になったように感じる。
例えばスレッタなら恋愛の相談相手にリリッケがいるので、男性キャラも女性キャラもどっちも好きで自分の気持ちがわからない…と自ら言わせてしまっても良かったはずだ。 -
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そもそも第1話で花嫁花婿、こっちじゃ全然あり、男性に虐げられていた女性を女性が手助けするなど、視聴者にウテナや他の百合作品を想起させる描写をしている。
この時点で、スレッタとミオリネが友情か愛情で結ばれる関係になることを期待する視聴者がほとんどだったと思う。そうでなければ2話以降も見たいとはまず思わない。
しかし最終回が終わってどうなったか。男女CPや男男CPが生まれ、むしろそちらの方が丁寧な関係構築を描いてもらっているように見えるばかりに、スレッタとミオリネの関係に疑問を覚える視聴者が爆発的に増えてしまった。 -
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少なくとも第2話以降も見ようとした視聴者は2人の関係が百合(と呼ばれるブロマンスか恋愛関係)になっても応援したいと思って視聴を続けていたと思う。それなのに彼女達の絆に説得力を持たせることができず、対等な関係にすら見えない結末になってしまったことに深く落胆している。
百合作品の魅力はヒロイン達の内面描写やキャラクターの掘り下げ、そして何より同性間の丁寧な関係構築にあると思っている。
学園ガンダムや百合ガンダムと謳われていたときに個人的に期待したのは、少女革命ウテナややがて君になる、リコリスリコイルなどの作品に見られた、2人のヒロインが結ばれるまでの細やかな過程を見ることだった。
繰り返すが2人の関係を雑に片付けられて、本当に残念に思っている。 -
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キャラクターの性的指向の問題は下手すると現実の視聴者を深く傷つける可能性があるので、取り扱いには十分な気遣いがいる上、上手く描けないなら作品そのもののリアリティを下げる必要がある。
今作ではそのどちらにも配慮が行き届いていないように感じたし、ガンダムという有名看板を背負ってこんな杜撰な百合を描かれたことが心底悔やまれる。 -
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こちらのスペースを作成いただいた方、どうもありがとうございました。 -