• 「……喉から手が出るほど欲しかったのさ、その子が」とベリタル。
    「表向きは共存していたとはいえ、お互いの種族を快く思っていない連中は多かった。その子の力を使えば、一つの種族を根絶やしにするなんて容易い。そう考えた連中が、その子の奪い合いを始めて……やがて、大規模な戦争に発展した」