• 悔いはない、そうシオンは思った。たとえ爺ややゼノと敵対することになったとしても、いずれ分かり合える。そんな確信もあった。そんな、今にでも塔に登り出しそうなシオンを見て、「何日か、ちょっと我慢してくれ。冒険には計画も必要だぞ」とベリタルは言った。