• 「ただ話したいだけなら他を当たれば?」と少年。以前より強くなったとはいえ、ここまで素っ気なくされると、さすがに心が折れそうだった。呆然とするシオンの横を通り過ぎ、少年は上に続く階段へ向かう。
    「ま、待って。あなたも上に行くの?」