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小説書いったー
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8g1H4o
2022年6月9日
一体いつから僕らの悪夢は始まったのだろう。いつからどこから、残酷な運命が真っ黒な線引をして僕らと世界を隔てたのか。
薄暗い部屋の中、眠ることのない君はじっと月を眺めていた。同じになれなくてごめんねと口の中で呟くと、赤い目がこちらへ向けられた。なんでもないよと微笑んで僕はそっと目を閉じる。悪夢の中で見る夢は案外優しく甘いばかりで、君と一緒にここで暮らしていきたいだなんて、今夜も取り留めのない願いを胸に抱く。
いつか、どうか。
悪夢の先で君と笑い合えたなら。もうそれだけで僕らの全てが報われる。そうして僕は、この命を喜び勇んで投げ出すことさえ出来るんだ。
薄暗い部屋の中、眠ることのない君はじっと月を眺めていた。同じになれなくてごめんねと口の中で呟くと、赤い目がこちらへ向けられた。なんでもないよと微笑んで僕はそっと目を閉じる。悪夢の中で見る夢は案外優しく甘いばかりで、君と一緒にここで暮らしていきたいだなんて、今夜も取り留めのない願いを胸に抱く。
いつか、どうか。
悪夢の先で君と笑い合えたなら。もうそれだけで僕らの全てが報われる。そうして僕は、この命を喜び勇んで投げ出すことさえ出来るんだ。