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しりとりで小説作ったー
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QVDc/D2022年8月8日頼れる後ろ姿を見ながら、シオンはふと思った。ジュンの背中には羽がない。何故、人間である彼が翼人の世界に居て、この塔の、しかも上層階を登っているのだろうか。ベリタル達が居なければ、自分はここまで辿り着けなかったのに──。シオンの視線に気付いたのか、ジュンが「今度は何?」と振り向く。 -