• 「確かなんだろうな?」
    「ああ、間違いなくここに入っていった」
    複数人の声と足音が聞こえる。ジュンは「過激派のやつらか」と舌打ちした。
    「上手く撒いたつもりだったけど……。とりあえずアンタは上に行って」
    光線銃を構えたまま、シオンにこの場から離れるよう促す。