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小説書いったー
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MK7jQX
2022年6月10日
私は家系は代々錬金術を受け継いでいる。
錬金術の発祥は古く、その歴史は紀元前にまで遡る。しかし一時期は隆盛を極めたものの、時代が変わるにつれ科学が発展し、錬金術は廃れていった。
しかしそれは表向きの話だ。
裏では子々孫々、連綿と受け継がれている。
表沙汰にはなっていないが、戦争や政治に利用されてきた過去もある。
それは現在も同じかもしれない。
かも、なんて何故こんな曖昧な言い方をするかというと、私は錬金術を悪用する連中とは早々に縁を切ったからだ。
そんなものに使ったって面白くない。
何より私には夢がある。
山奥に身を隠し、ひとりで細々と研究を続けて数十年。
遂に念願が叶おうとしていた。
「成功だ!遂に完成したぞ!」
私が錬成したもの。それは美女の身体。
文字通り、造りもののように美しい女が目の前にいた。
「後はここに私の魂を移すだけだ」
そう。
私は美女になりたかったのだ。
今年で58歳になる中年男性の私は、今日この時をもって密かに絶世の美女へと転身した。
錬金術の発祥は古く、その歴史は紀元前にまで遡る。しかし一時期は隆盛を極めたものの、時代が変わるにつれ科学が発展し、錬金術は廃れていった。
しかしそれは表向きの話だ。
裏では子々孫々、連綿と受け継がれている。
表沙汰にはなっていないが、戦争や政治に利用されてきた過去もある。
それは現在も同じかもしれない。
かも、なんて何故こんな曖昧な言い方をするかというと、私は錬金術を悪用する連中とは早々に縁を切ったからだ。
そんなものに使ったって面白くない。
何より私には夢がある。
山奥に身を隠し、ひとりで細々と研究を続けて数十年。
遂に念願が叶おうとしていた。
「成功だ!遂に完成したぞ!」
私が錬成したもの。それは美女の身体。
文字通り、造りもののように美しい女が目の前にいた。
「後はここに私の魂を移すだけだ」
そう。
私は美女になりたかったのだ。
今年で58歳になる中年男性の私は、今日この時をもって密かに絶世の美女へと転身した。