• 掌で刈り上げた襟足を撫でる。
    「いやでも、きみの事知らないし、急に言われても……」
    「それなら、そこのスタバで話そうぜ。奢るよ」
    腕を取られる。
    それが、ぼくとロブスターくんの出会いだった。