何となくだけど、恋愛って「共感と共有を取り違えさせる感覚を強くする」作用がある気がする
他人の言ってることに対して「わかる」ってなることはあるけど、その「わかる」は自分の経験したことが軸になっている上での「わかる」、つまり「あくまで自分も同じようなことを経験したので、他人がその時どう思ったか何となく気持ちが想像できるしわかる気がしますよ、私はあなたの気持ちに共感します」のわかるであって「あなたと心を分かち合えるから、同じ気持ちを共有できる、つまりあなたの気持ちがわかるんです」ではない
人間はお互いに完全に理解しあうことは無理だから
そこらへんがごっちゃになると「私の趣味とか考えとかをわかるって言ってくれたのに、どうしてあなたのことを好きな私の気持ちをわかってくれないの？」みたいな取り違えが起きやすいのかなというか
何となくそんな気がする