やなせ先生からすれば文通していたと言うよりファンレターに返事を書いてたんじゃないのって気がする

最後まで
やなせ先生ってこんな人だったのか？→いや現実だともっとすごい人じゃん…
の繰り返しみたいなドラマだった
主人公も好きになれなかったしクリエイター達が作ってるはずなのにクリエイターのこと舐めてるのかな？みたいな描写ばかりだった

スタッフが主演の今田美桜チャン萌え萌えだったんだなーというのを、オーディションの様子を得意げにXで語っているスタッフのポストを見て確信したわ。だから史実ガン無視モデル人物冒涜も憚らないあの映え萌えキュンショート動画なんだね。最近日本語の言い回しを理解できない日本人が老若男女多いって話題になってるし、取りあえず映える大げさな喜怒哀楽があれば、『取りあえず見ていて楽しい』認知力の落ちた層には受けるんだろうね。

あんぱんの放送前はもっとアンパンマン誕生の経緯ややなせ先生の多彩な仕事ぶり、創作に対する様々な心情の描写を期待したのにな…。実際はそうしたものは置き去りでヒロイン様々展開、じめっとした人間関係、なんかウジウジしてたら降ってくる仕事、サブキャラの恋愛が大半を占めてて本当にがっかりした。ドラマだから多少史実と異なるくらいは分かるけど、あんな話なら別にやなせ先生と奥さんを題材にする必要性なんてどこにもなかったじゃん。

朝ドラ前作はことあるごとにコタツライター様やアルファ垢様がヒロインのおかげガーって些細なことやヒロインのおかげじゃないことまでヒロインのおかげ描写と誤読して叩いてたのに、あんぱんは同じライター様やアルファ垢様がさすのぶ、のぶ様のおかげ描写をめちゃくちゃ喜んで評価してるの何？ここまでヒロインのおかげ描写がひどかったものもそうそうないよ。戦時描写や軍国少女描写も過去の種々他作品へのマウント酷い。ドラマと同じで記事やなんやで大ヒット！大好評！大感動作！て言ってしまえば、描写も事実もなくて捏造でも真実になると思ってるのかなスタッフ陣とその息がかかった方々。

「漫画撲滅運動」なんてやってた脚本家だけど、それも昔の話だし、あんぱんのオファーを受けたからには改心したんだろうな
、アンパンマンってキャラクターもたくさんいるしじっくり取り組んでくれるんだろうなと観る前は思ってた
まさかタイトルにも含まれる要のエピソードが最終月に巻きで詰め込まれるだけなんて想像もしてなかった…
なんでこの題材でのぶの方を主人公にしちゃったの？同じ高知が舞台でもらんまんは植物学を丁寧に描いてくれたのに
素直にたかしを主人公にして、史実通りのぶとは高知新聞社で出会うところからはじめてほしかった…あと幼馴染み設定付けるなら一回目の結婚いらなかった、前夫よりたかしの方が大事だし好き、みたいに見える描写がすごいノイズだった

「あんぱん改」とかにして脚本や統括を変えて作り直して欲しいくらい。
犬は可愛かった。散歩のシーン、今田美桜が走ったら尻尾振って走ってて嬉しそうだった。

あんぱん途中で見るのやめちゃったんだけど、ここでみんな犬がかわいいって言ってるから最終回見てきた。犬がかわいかった

取材に参加してる犬が可愛かった！あと幼稚園のとき母がぞうきんにアンパンマンの刺繍してくれたの思い出した。最後までOPとのぶあんまり好きになれなかったな

恋愛話やのぶ様のご活躍よりあの時代の漫画界描いてほしかったね、やなせさん色んな漫画家と交流してたでしょ、結局手塚治虫しか出てこなかったしツマラン。漫画家撲滅運動の人じゃ無理だろうけど

あんぱんの話。
アンパンマンが放送された直後、のぶのガンが見つかり、入院するもすぐに亡くなり、一年も放送しなかったと親は言っていたが、調べてみると、朝ドラのように奇跡的に回復したとあった。(けれどもその五年後には亡くなった)
どちらかの記憶違いだった。
そして犬かわいい(便乗)

戦後80年だから8月に合わせたくて戦争描写ひきのばした考察見て反吐が出そうになった
ドヤ顔で出す割には戦時考証は突っ込まれまくりのふわっふわ現実感ないし少年たちを煽るだけ煽った軍国少女のぶ先生は終戦後速攻逃げるしはあ？て感じ

やなせ先生ってアンパンマンのアニメ放送後の活動も重要だと思うんだけどな アニメ化のところももっとじっくり見せて欲しかった 尺割く話間違えてるよ…好きな人には悪いけど八木と蘭子の恋愛話とか要る？って思ってしまってた…
アンパンマンや先生の仕事描写目当ての人じゃなかったらまだもっと楽しめたのかな、このドラマ…

あと病室に山のように積まれたアンパンマンとドキンちゃんのぬいぐるみが怖かった
もうたくさんキャラが出てる時代のはずなのに、他のキャラは置かないで自分由来で生まれたその2人だけ大量に置いてるの、作品愛や夫への愛よりも暢の自己愛の強さのように感じてしまってキツかった

最終回の感想の多数が「犬かわいい」なの草

穏やかな感じで終わったね。終盤のねっとりした色恋の方が印象強い…。主題歌もこっちのバージョンならよかったな。犬かわいかった。

終わり方が本当に良かった。
でも、終わり方は本当に良かったからこそ、それまでの、なんか、モデルの人たちにいろいろ敬意を欠けた描き方がなかったらなぁって、もやもやしてしまう。
ネットニュースで「絶賛の声！」ってあったけど、私は絶賛できないなぁ。

文春オンラインの『知られざる「やなせライオン」物語 』という全7回ある特集記事が読み応えがあってとても面白かった
ドラマ最終回は犬がかわいかった

エピソードは悪くないんだけど、始終薄味だったなぁという印象かな。可もなく不可もなく

役者さんが若いままなの仕方ないかなと思ってたけど、私が子どもの頃見てた朝ドラって幼少期・青年期・晩年で役者さん変えてたなぁって思い出した。すずらんとか。
あと最近の大河ドラマの老けメイク、鎌倉殿とかどうする家康とか凄かったから、やろうと思えばできるんだろうけど、予算の都合かなぁ。

あれ？最終回だけ「あんぱんってこういうの見れる話のかな」って期待してたような良い話だったかも
それまでの記憶を全部消して見れば…