我、魔王。魔法オタクだから自分にかけられた超複雑な封印術を解析するのに夢中で、気付いたら１００年ぐらい過ぎてた模様。

勇者の気合いの余波で天井からシャンデリアが落ちた
HP5だった勇者に直撃、勇者は⚰️になった

　ここに居る魔王はわざと真の力を封じてるアイテムとか作ってる？
　パリーンて割ると強い状態に変身する。みたいなやつ。

ドッペルゲンガーの影武者作ったんだけど
何かむかつくなこいつ

我が相棒のドラゴンの鱗を剥がして人間どもに高値で売ったカス。今ならマジ往復ビンタ100回で許してやるから早急に出てこい。
※肉塊不可避

　城に勝手に入ってくる人間対策なんだけど
　からす避けにからすの死骸っぽい人形を吊るしておくと警戒して近付かないように
　人避けは人型の死骸っぽいものが効く！
　やっぱり賢いんだね。偽物に引っかかっちゃう所がかわいいけど

　人間の英雄がたまに数人でうちの城に来るの何でだろうと思ってたけど、確かに少数精鋭で人間の城を攻略するのすっごい楽しかった。

この部屋中に描かれている光る魔方陣が何か知りたいって？

インテリア

　人間めんどくせぇなってなりがちなときはむしろ人間の上層部を変身できる魔族に順次入れ替えて多数決とれるようになったら徐々に魔族に有利な決議を通させる。
　遠回りだけどこれが一番安定する。
　たまに一発で魔族を見抜くチートやアイテムが出てくるけどあれは反則だよね。

我の必殺技名はダサくない
我の必殺技名はダサくない
我の必殺技名はダサくない
我の必殺技名はダサくないわ！おのれ勇者！！

番の臣下たちの間でお互いの尻尾の毛繕いをしあってる。いいねえ、若いねえって老齢の臣下たちも見守りの姿勢。物陰から見守るその姿勢はまさに、あの日勇者一行の不意をついたときのチームワークそのものだよ……

夏の風物詩、水・氷属性の魔物による出張☆避暑地が来たぞ！熱炎属性の魔物達は温泉旅行に行かせたから思う存分涼むがよい！

暑すぎて氷魔法も意味がなくなってきたので、ちょっと太陽滅ぼしてくる

我アンデット系魔王、既に腐るものは長年腐りに腐り切って消えた
貧相過ぎて勇者に対面2秒で雑魚と間違えられたので勇者の肉を奪うと決意する
我と戦って、スケルトンになってよ！

角めっちゃ伸びてきた

村付近の魔物達よ…あまりレベルを上げるんじゃない…

迷いの森じゃなくて、光合成する日中の勤務の子達が従属栄養の夜勤務の子達と入れ替わってるだけだよ

もう勇者を撃退して千年は経ったか…え？まだ二百年しか経ってない、だと…？

封印されて時間を持て余した結果ここに張り付いている

　うちのネクロマンサーも悪気があったわけじゃないんだ。
　戦死した人間も故郷に帰りたいだろうって弔いのつもりだったんだ。
　結果的に極悪非道な魔王軍によるアンデッド襲撃事件だと思われちゃっただけなんだ。