短歌ったー

2022年5月26日に作成 #趣味
5•7•5•7•7のリズムに気持を乗せてゆる〜く呟こう!
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  • 一度だけ天井に届く石がある 今使おうか取っておこうか
  • 玄関を開けてかさりと横たわる夏も終わりや蝉ファイナル
  • 白球の行方を追いし甲子園われと球児の隔たりしこと
  • 両親の 収入越せないままの我 「袋つけますか」「あ、いらないです」
  • 喉痛い コロナだろうな もうだめだ
    時間が遅く 検査もできず
  • はじめから五七五を守る気ない短歌というはこれでよいのか
  • 旅行とか皆行ってて私だけキラキラしてない連休の午後
  • 夕飯の時間を過ぎてなお飲んでまだ飯食わねばと思う心よ
  • 焼きそばを食べ終えてから気づいたよ 付属のふりかけ使ってないじゃん(字余り)
  • 私なりにたくさんたくさん努力した それでも届かぬ憧れのひと
  • 吾(あ)の指を 米で包んでまた海苔で 巻いて包んで 君に食わせる
  • 大き月目を凝らせば輪郭の淡いなることただ見上げ
  • 出掛けると車内温度は40℃家の温度も34℃
  • 青空とおんなじ色の微炭酸クリームソーダは夏のレプリカ
  • 道端の青い鉢植え朝顔の育成キットを見て懐かしむ
  • 黎明の空は白んで街中にかかった夜のヴェールを剥がす
  • 朝焼けに おやすみ言って目を閉じる(ずっと真夜中でいいのに)
  • 寝る前に 飲めと言われた 薬だが
    毎度夜更かし 寝る前じゃねぇ
  • 猛暑にて立ちすくむおれ午後三時アスファルトに溶ける夢かも
  • 抱きしめたタオルケットは柔らかく寂しさを呑む8月の夜